JR尼崎駅から阪急塚口駅まで撮り歩く
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その場所へ行ってみようと思ったきっかけは自動ニュース作成Fで知った記事に掲載されていた画像だった。
→不可視型探照灯:クレーン取材による、異様な取材光景
林立するクレーンにも目が行くけれど、それ以上に異様に感じたのは画像に書き加えられた「こけろ、倒れろ」「折り曲がれ」という文字。マスコミの取材状況を見てみたい。
宝塚方面に行くという名目があったので、不通になっているJR宝塚線の尼崎から塚口までの一駅分を踏破するついでに現場を通りかかってみることにした。現場の場所をニュース記事の地図で確認してから現場へ向かう。
→asahi.com:朝日新聞 尼崎・列車脱線事故特集
JR尼崎駅到着。改札を出たところでJR職員らしいやや年配の男性が2人立っていた。事故関係者を案内するような役割の人だろうか。北方面へ抜ける連絡橋から、だだっ広い空き地が見えて気になった。尼崎駅北口にはホテルやショッピングセンターもあるけれど、まず目に入るのがこの広大な空き地。手持ちの地図を見るとその空き地は「キリンガーデンコミュニティ」があった場所らしい。帰宅後に調べてみると2002年12月29日に閉鎖したというニュース記事が見つかった。キリンのサイトにあるニュースリリースページを見ると「キリンガーデンコミュニティ」関連のリリースはリンク先が全て削除されていて物哀しい。閉鎖関連のリリースも無い。
→神戸新聞:尼崎の「キリンガーデンコミュニティ」 29日に閉鎖
→キリン ニュースリリース その他多角化部門
工場脇の静かな道を歩く。左手に見えているのは日本スピンドル製造という会社の工場らしい。どこかで聞いたことがあるような名前だなと思ったら、やはり列車事故との接点がある会社だった。
→だんなの屋根裏部屋 | JR西日本と日本スピンドル製造
→全社員を動員して救助活動をした、現場近くにある日本スピンドル製造
→地震のような衝撃、血まみれの乗客次々救出
→日本スピンドル製造
遠くにクレーンが見え始めた。
日本スピンドル製造の看板と、民家の向こうに見える取材クレーン。
取材クレーンと取材陣のある風景。各社の置き脚立が立ち並ぶ。
ただの石礫の道となった線路の東側に見える取材クレーン。事故現場のマンション側からはかなり遠くにあるように見える。地図などを見ると取材クレーンがある場所の周囲は変電所や工場らしい。現場検証作業も一段落し、日没に近い時間帯ということもあるのか、稼動していたクレーンは2台のみだった。
続く。