NHK教育「トップランナー」森本晃司 試聴メモ

森本:子供の頃、木目が動いているように見えた。台風の中に行くのが好きだった。物が飛んでたりする非日常が楽しい。氾濫した川の橋の真ん中に立つと川が流れてるのではなく橋と自分が高速で飛んでるように感じた。ハットリ君実写版は怖かった。あんなのが町を歩いているというのはシュール。ドラえモンだって誰も突っ込まないのはおかしい。報道ヘリぐらい飛んでそう。
武田:タマちゃんぐらいで大騒ぎするのにおかしい(笑。
森本:大学受験の日、試験を受けず大阪を一日ブラブラしていた。お母さんにも今まで言ってなかった、ごめんなさい。
森本:これでお金もらってていいのかというぐらい描いているのが楽しい。家には月に一回家賃を払いに帰る。あんまり着替えない、風呂にも入らない、くさかった。あの頃は大変でしたねとか言われるけど全然大変じゃなかった。ちょっとでも多く絵を描きたかった。寝てても鉛筆削りの音が聞こえると「俺が寝てる時に描きやがって」と寝てられなかった。
森本:AKIRAとの出会い。AKIRA原画マンは最後、30過ぎたら演出やりたいと思っていた。それでメモリーズの「彼女の想い出」をやる。リアルに描けば描くほど見えてきたもの。自分が経験したことない自分にない皮膚感で作らねばならない違和感。それで日本の身近なアイテムを描きたいと思った。世界的ヒットになったケンイシイのビデオクリップ担当し、路地裏スタイルを確立。日常と非日常の組み合わせ。

森本晃司のフェイバリット5:好きな写真家ベスト5
5位 ベッヒャー夫妻
4位 小林伸一郎
3位 荒木経惟
2位 マット・マリソン?(たぶん間違い。聞きそびれた…)→マット・マハリン(みーの様より)
1位 須田一政:自分が小さい時に見た「なんか変だ」という世界がある。ちょっとした日常に中にある秘密が入っている感じ。番組で紹介していた写真集は「紅い花」

質疑応答にて質問「普段から気をつけていること」:ビヨンドでは実写を撮ってみた。主人公は女性だったので実写の女性を参考に。街でもメモ帳とかもって、ちょっと後つけたりなんかしてリアクションを記録してみたり。

「楽屋にて」: 森本晃司が所属するスタジオ4℃ではファンクラブ「STUDIO4℃クラブ」」募集中。会員には特別純米日本酒「快楽中心」「泣き上戸」「接吻地獄」などを限定販売。

スタジオ4℃オフィシャルサイト:「ビヨンドシティ」
アニマトリックス:番組見ると欲しくなりますな。
ケン・イシイ「ジェリー・トーンズ」:「エクストラ」ビデオクリップが入ってるのは初回限定版。