五十嵐大介『はなっしぱなし』復刊版について

はなっしぱなし販売状況 2/21に『はなっしぱなし 上』を求めて、わんだーらんど なんば店へ行ってみた。九龍COMICSなんて何処の棚に並んでるんだろ、ちょっと探さないと駄目かなと考えながら店内へ入ると、入ってすぐのレジ前平棚に二段縦置きで鎮座していた(手書きポスター付き)。この場所、おそらく店内最一押しポジションでありましょう。
どの本もカバーしてないので気軽に中身の確認ができるのがこの本屋の利点。手にとって中身を確認してみた。上巻には第0話から第23話「雲と霧の戦い」までが収録されている。気になっていた書き下ろし部分は第0話として冒頭に追加された「ゼンマイ」という話の4ページのみ。旧1〜3巻を持っている人が、この書き下ろしだけを目当てにして買うとやや肩透かしかもしれない。帯には黒田硫黄 氏のコメントが寄せられている。また、帯裏の文中に完全復刻とあるが、旧版にあったカラー口絵4ページとカバー折り返しの「はなしっぱなし ミニイメージ画廊」が完全にカットされてしまい、ファンとしては完全復刻と言えんなというのが正直なところ。五十嵐さんはカラーも実にうまいので、このカット部分は非常に無念。
書き下ろし部分が思ったより少なかったこともあって迷ったが、本屋の売る気に敬意を評して買うことにしたのであった。続く。

参考:『はなしっぱなし』の目次
コメントリンク集
夢で見るようなお話
もやっと心にのこります。ヤクルト飲んだ時みたいに?
小田扉の『男ロワイヤル』とともにあまり出回って無いみたいamazonでも何故か『男ロワイヤル』が「あわせて買いたい」にの謎。
絵柄がとても好き
1000円から1100円に価格改訂されたにも関わらず、アマゾンでは1000円のままで予約を受け付け
五十嵐大介はやはり天才