NHJ、米Polaroid「x530」を日本で発売 ↑

http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2004/10/06/216.html
欧州での発売時期なども決まって日本版はどうなることやらと気になっていたコンパクトデジカメ初のFoveon搭載機「x530」、日本では12月に発売されることに。店頭予想価格は45,000円前後。発売元はChe-ez!シリーズなどの廉価デジカメを出しているNHJとのことで微妙な按配。
実写サンプルが3点出ていたのでちょっとどきどき期待しつつ見てみたが、2432×1842の最大解像度で撮影された2点(野菜の画像と一番下のよく分からない物体画像)はピクセル等倍で見ちゃうと何だこりゃーという写り。ハニカムCCDの引き伸ばしみたいな斑ノイズ感に満ちた、Che-ez!シリーズを彷彿させる安っぽい写り。一方、1408×1056という解像度の画像(船が写っている画像)はSIGMAのSDシリーズを彷彿させる素晴らしい解像感とこってりした色のり。やはり150万画素のデジカメということかしらん。
画像をローカルにダウンロードしてEXIF情報を見てみると、機種名などの詳細情報が残っているのは1408×1056の船画像だけで、2432×1842の2点はEXIF情報があまり残っておらず、機種名などが入っていない。2432×1842の方は何かの間違いだと信じたいところ。
あと、船画像の波間の白い部分に紫色の部分が出ていて、夜景とか輝度差の大きいものをを撮るとえらいことになりそうな予感。レンズはリコー製で1cmマクロできるし、大変気になるカメラではあるのだけれど、「撮影間隔はJPEGの場合で5.5〜6.8秒、RAWの場合で11秒」との記述を見て萎えつつもある。