マスターキートン原作者、勝鹿北星こと菅伸吉さんの訃報を聞いて芽生える想い

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「ぬるヲタが斬る」さんのところでマスターキートンの原作者である勝鹿北星(本名:菅伸吉)さんの訃報を知り、リンクを辿る。先月の2004年12月9日、ガンのため永眠されていたらしい。マスターキートンは大好きで全巻揃えていた。掘り出して1巻から読み返してみよう。amazonで見てみると、ぜ、ぜっぱん?マジですか。ビッグコミックスビッグコミックスワイドも在庫はなくてマーケットプレイスのみ。
この機会に漫画『SEED』のラディック鯨井さんとも同一人物であったことも知って驚いた。『SEED』は1巻だけ買って止まっている。続きが読みたいなと思ってamazonを覗いたら、これもまた絶版になっているらしい。
近年は環境運動家として活動されていたようで、学研「5年の学習」で連載された環境マンガ「マジンジラ」が遺作とのこと。これは出たばかりで在庫もある。amazonで注文しておくか。
さらにリンク先の文章を読み進めて「最後の仕事としてごみについての小説を書きたいという思いをお持ちでした」という一文を見つけたところでどばっと涙が溢れ出した。マスターキートンと植物とゴミ、普通の人は繋がらないだろうけれど、植物の研究室で農場の種撒きしたり土いじりした後に仕事でゴミ関係に関わっていた自分の中でこの3つキーワードは見事にリンクしてしまった。初仕事で行った最終処分場予定地の棚田のことを思い出していた。そこには“種人間”と化した醜い人間の姿が!助けてカーマイン!とか言ってる場合じゃないですよ。今からでもSASに就職できるかな。それよりも奈良の地の利を生かして遺跡発掘のバイトか。落ち着け、まずは遺された作品を読むのだ。
ぬるヲタが斬る:マスターキートン原作者、勝鹿北星氏は調べれば調べるほど謎の人物だった
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