北米版DVDで日本版にない5.1ch音声を楽しむ

http://www.palmpictures.com/videos/thedirectorslabelseriesboxset.html
DVD Fantasiumで2/19に注文、02/26にUSPS(国際航空郵便)で発送されたブツがようやく到着。今回は『Director's Label Series Boxed Set - The Works of Spike Jonze, Chris Cunningham, and Michel Gondry』、『Kaleido Star Vol.1: Welcome To The Kaleido Stage』、『R.O.D. The TV Vol.4: The Turning Point』、『R.O.D. The TV Vol.5: The Darkest Hour』、『Spirited Away』の5点。
ケミカル・ブラザーズのPVでミシェル・ゴンドリーのことを知って、PV集『DIRECTORS LABEL ミシェル・ゴンドリー BEST SELECTION』は前から買おうと思っていた。そんなときG氏宅で北米版の『Director's Series, Vol. 3 - The Work of Director Michel Gondry』を見せてもらって値段とか聞いて速やかに欲しまり度が高まり、PVがメインだから北米版でもいいかなと日本版の違いなどを調査してみる。日本版は日本語字幕(一部) 、Disc枚数2枚組で収録時間は233分、音声 ドルビーデジタル(ステレオ)、北米版はDolby Digital 5.1 Surround、Disc枚数1枚で収録時間は300分。北米版の現物を見たことがなければ「2枚組で233分」と「1枚組みで300分」の部分に?となるところだが、北米版は両面2層というカラクリ。両面ディスク自体見た記憶がなく、G氏宅で初めて両面2層仕様の『Director's Series, Vol. 3 - The Work of Director Michel Gondry』を見たのも物欲の一因だった。
さらにAmazon.co.jpのページを見てると『DIRECTORS LABEL スペシャル・トリプル・パック (初回限定生産) 』が出ていることに気付く。『DIRECTORS LABEL スパイク・ジョーンズ BEST SELECTION』と『DIRECTORS LABEL ミシェル・ゴンドリー BEST SELECTION』と『DIRECTORS LABEL クリス・カニンガム BEST SELECTION』の3本をまとめた初回限定生産のBOXセットだが、Amazon.co.jpでは在庫切れ。DVD Fantasiumには20% Offの約5000円で在庫あり。
DIRECTORS LABEL ミシェル・ゴンドリー BEST SELECTION [DVD] DIRECTORS LABEL スパイク・ジョーンズ BEST SELECTION [DVD] DIRECTORS LABEL クリス・カニンガム BEST SELECTION [DVD] DIRECTORS LABEL スペシャル・トリプル・パック (初回限定生産) [DVD]
日本版の『DIRECTORS LABEL ミシェル・ゴンドリー BEST SELECTION』1本買う値段で、北米版ならBOXセットが買えちゃうよなーということを知ってしまうと後には戻れない。かくして200+300+400+特典30分の計930分収録されたBOXセットをDVD Fantasiumで発注することに決めて、ついでに最近レンタルDVDで見てやっぱり赤くて哀しい思いをした『千と千尋の神隠し』の赤くない北米版『Spirited Away』、5.1ch化された英語音声が気になる『Kaleido Star Vol.1: Welcome To The Kaleido Stage』、英語音声だけでなく日本語音声まで5.1ch化されてファンなら買わざるを得ない『R.O.D. The TV』の続きやら、あれこれ注文物が増えていって送料が2500円とかになっちゃってるけれども、それでも日本版の『DIRECTORS LABEL スペシャル・トリプル・パック 』にちょっと色つけたぐらいの値段でお得感は高い。
値段が半額以下とか、そのへんはまだいい。でも音声とか特典とか中身が増えてるとかになってくると日本版を買うのが本気で馬鹿らしくなってくる。日本製アニメの北米版は日本語音声に加えて英語字幕なり英語音声が付き収録話数が増えて値段も安い、というのが普通なわけで、踏んだり蹴ったりの逆は何て言うんだろうか、撫でられたり持ち上げられたりみたいな。このへんの事情を知ってしまうと、とりあえず見たいものはレンタルあたりで済ませて、コレクションするなら北米版というスタイルにならざるを得ない今日この頃。