7/16より読売新聞にて池澤夏樹氏の朝刊小説新連載開始

次の朝刊新聞

7/10の読売新聞朝刊社会面「次の朝刊小説」という囲み記事にて池澤夏樹さんの新連載告知。タイトルは「光の指で触れよ・すばらしい新世界第2部」で、1999年に同じ読売新聞朝刊小説欄にて連載された「すばらしい新世界」の続編にあたる内容。前作と同じく天野林太郎一家を中心に、妻のアユミがヨーロッパへ行くというあらすじが示されていた。21世紀の家族と社会のあり方を問う物語になるとのこと。
池澤さんが書いた小説はどれも単巻完結していて、純粋な続き物の小説というのは初めてではないだろうかという点でも楽しみな連載。沖縄を出てフランスに移住したのは今回のヨーロッパ取材のためだったのだろうかと推察。「すばらしい新世界」連載の時は新聞とってなくて読めなかったけれど、今回は毎回課欠かさず読んでみようと思うのだった。
すばらしい新世界 すばらしい新世界 (中公文庫)