予約締切日に『アフタヌーン四季賞 CHRONICLE』収録作品を調べ倒す

http://shop.kodansha.jp/bc/yoyaku/comics/cronicle/
予約締切が2005年7月31日だったのが、2005年8月7日(日)に変更となっていて、今日がその最終日。すっかり予約するの忘れていたけど締め切りが延長されていて助かった。須藤真澄さんや榎本俊二さん、青木雄二さんなんかも四季賞受賞者ということで収録者リストに入っているのに予約してから気が付く。

参加作家一覧(受賞年度順)
土田世紀  高橋ツトム  松本大洋  入江紀子  太田垣康男  須藤真澄  秋月りす  中山昌亮  新井英樹 ヒロモト森一  榎本俊二  王 欣太  入江喜和  ヒラマツ・ミノル  青木雄二  田口雅之  菅原雅雪  的場 健 安田弘之  小田ひで次  松永豊和  小原愼司 桑原真也  沙村広明  黒田硫黄  冬目 景  五十嵐大介 吉開寛二  芦奈野ひとし  駒井 悠  荒巻圭子  木尾士目  安倍吉俊  木葉功一  弐瓶 勉  遠藤浩輝 鬼頭莫宏  浅田寅ヲ  若菜将平  真右衛門 林田 球  木村 紺  篠房六郎  ひぐちアサ  真鍋昌平 漆原友紀  熊倉隆敏  とよ田みのる

アフタヌーン四季賞 CHRONICLE』紹介サイトは情報量が乏しくて収録作品名も書いてないのだけど、同じアフタヌーンのサイトには「四季賞受賞者データベース」というのがあったので、そこのデータを参考に収録されるであろう作品をまとめてみる。

タイトルに四季賞が入っているので四季賞以上をとった人を収録してるのかと思えば、佳作どまりの作家も結構いる。複数の賞を受賞している場合もあるのでどの作品が収録されるのかはまだ分からないものの、佳作や準入選の作品は一度も世に出たことのない作品である可能性が高いので、四季賞以下で入賞している人の方がレア度が高くて要注目。四季賞では佳作どまりでも、後にプロとして成功している人も多いので、そういう人の埋もれた作品が読めるかもしれない。
1993年の夏に四季大賞を取った沙村広明の「無限の住人」から、黒田硫黄冬目景五十嵐大介芦奈野ひとしと今でもアフタヌーンで連載のあったりする好みの作家さんが続出。自分的にも黄金期で毎月購読していた時期。そして2000年以降でCHRONICLE入りしているのが とよ田みのる のみという寂しさ。こうしてリストアップ作業をしてみて、四季賞の盛衰も実感してしまった。
あと、箱のサイズが16cm×44cmとえらく巨大なサイズとなっているので本体の本も大きいのかと思いきや、文庫本サイズの本が4冊というちょっとしょんぼりな内容らしい、というようなことをアニパラかなにかで見た気がするのだけれど、このことに触れているサイトはあまり見つけられず。アフタヌーンと同じサイズが無理でもせめてアフタヌーンコミックと同じ寸法にして欲しかった。

*1:春と夏のコンテスト両方に同タイトルで入賞している。

*2:名義は「高橋努」。

*3:アフタヌーン四季賞データベースでは「太田垣康夫」という表記になっている。

*4:受賞時の名義は「GONTA」。

*5:1990年 春のコンテストで「彼岸と此岸との間で」という作品が準入選となっている。

*6:1992年 夏のコンテストでも「訪問」が佳作となっている。

*7:四季賞データベースでは「桑原慎也」という表記になっている。

*8:受賞時の名義は「冬目景二」。あとデータベースのタイトルは「KUROGAN」となっていて「E」が抜けていると思われる。1994年 春のコンテストで「MANNEQUIN」が準入選となっている。

*9:「二瓶勉」名義で「NOISE」が1994年 秋のコンテストの佳作に選ばれている。

*10:四季賞データベースでは「遠藤きよ輝」という表記になっている。同年の冬のコンテストで「きっとかわいい女の子だから」が四季大賞。

*11:受賞時の名義は「エム・エイ」のはず。

*12:1998年春「酔い世界」佳作、1998年冬「ジゴクのエンコ」が準入選。

*13:四季賞データベースでは「木村央志」という名義になっている。

*14:他にも1997年夏 四季賞生物兵器 鈴木さん」、1998年春 四季大賞「やさしいこどものつくりかた」なども受賞作あり。

*15:四季賞データベースでは「ひぐちアーサー」という表記になっている。

*16:1998年夏に「憂鬱滑り台」で四季大賞を受賞。

*17:他に1997年春 佳作「閑話『わかだんな的求道』」、1999年夏 準入選「グラデ」がある。