「トリビアの泉」にハダカデバネズミ登場

http://www.aya.or.jp/~sczoo/cards/mammal/deba.html
豊臣秀吉織田信長からハゲネズミと言われていた」というトリビア自体は大したネタではなかったが、そのハゲネズミという表現に最も近い生き物としてハダカデバネズミが紹介され、85へぇの高得点。自分の知る限り、日本では埼玉県こども動物自然公園で飼育されているのみで、奈良からわざわざ会いに行ったぐらいの思い入れある動物である。
テレビを見た多く視聴者はイヤーン!キモーイ!!と単純に気味悪がっただろうか、同じハダカ動物の人間として、親近感ぐらい沸いてみれと言いたい。動物の多数派は毛むくじゃらであり、陸生動物で丸裸な哺乳類はヒトとハダカデバネズミぐらい、数少ない裸の同胞なのである。
ハダカデバネズミが発見された当初は単なるネズミの胎児だと思われてあまり注目されなかったようだが、アリやミツバチなどの昆虫に似た、女王を中心とする社会構造を持ってる点から、人間と同じ様にネオテニー(幼形成熟)化して進化を遂げたネズミではないかと想像してみたりもする。ちなみにハダカデバネズミの巣穴は29℃ぐらいで一定に保たれているらしく、ハダカでも寒くはないらしい。
ハダカデバネズミ